ペットフードや獣医さん選び、ブリーディングについて、取材をもとにして得た情報から教えてくれる内容です。今まで疑問にも感じなかった「あたりまえのこと」に疑問をなげかけ、考えさせてくれる本です。著者の個人的な主観ではなく、其の道のプロからのインタビューをもとにまとめたものですので、1ページ1ページがとても貴重な内容で、見逃せません。人間の世界では狂牛病や偽装問題などがとりだたされていますが、ペットフードに関しては何の疑いももっていないのが現状でしょう。ペットの食べ物に関しても同じようなことを考えるべきだと思います。むしろ、考えないといけない時代になってきたと思います。この本は、「食べ物」に関しても豊富な情報を提供してくれます。新しい発見がある一冊です。
第1章 あなたのペットは病んでいる? (日本の環境が病気をつくる;おなかをめぐる病気 ほか) 第2章 いったい何を食べさせればいいの? (ペットフードは大丈夫?;ペットフードが病気をつくる? ほか) 第3章 ブリーディングが病気をつくる (はじめから病気;いい犬はどうつくる? ほか) 第4章 問題行動はペットのSOS (問題行動を生むペットの流通;病気ではないけど病気 ほか) おわりに (特別なサインを見逃さない・犬は犬らしくあるのが幸せ ほか)
著/坂本 徹也 B6版288ページ
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