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サンカム新聞 |
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みなさん、「マイクロチップ」というものをご存知ですか?最近あちこちで耳にしますが、それが一体何なのか?どうやって使うのか?という点については、知らない方も多いと思います。
そこでこの度は、数回のシリーズで、この「マイクロチップ」について分かりやすく、ご説明していこうと思います。
聞いたことはあるけれど、まだまだ身近には感じられない飼い主さんには必見です! |
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「マイクロチップ」という名前を知っていても実際にそれがどんなものなのかを理解している方は少ないのが現状です。興味はあるけど、つけようかどうしようか検討している方も多いようです。
「つけたいけど、つけたくない」
そう悩む飼い主さんに理由を聞いてみました。
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どうしてマイクロチップの装着に迷うのでしょうか? |
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- かかりつけの動物病院では導入していない
- 痛そうだし、かわいそう
- 副作用がないか、安全性の面が心配
- マイクロチップリーダーが普及していないので、装着してもあまり意味がない
- 近所や友達の間で装着しているペットがいないので、不安の方が大きい
- 義務付けられてはいないので、今はあまり気乗りがしない
マイクロチップの装着に悩む理由は、こんなところにあるようです。 |
マイクロチップを装着している飼い主さんに理由を聞いてみました。 |
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■海外旅行の前に装着する必要があったためにつけた
という理由が圧倒的に多く、次に、
■過去にペットとはぐれた経験があり、そのときにマイクロチップの重要性を切実に感じたから
という意見が多かったです。つまり、実際に付けなければならないような理由があれば付けるけども、何もなければ、特に付けようとはしない人がほとんどでした。 |
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マイクロチップの利点はこんなにあります
■痛みは針の刺入時のみで、通常の皮下注射と変わりない
■通常は、麻酔の必要がない (日頃から注射自体にパニックになりやすい動物には、麻酔が必要となることもある)
■施術後も入院の必要はない
■飼い主が付き添いのもとできる
■施術時間が短時間で済む
■安全性が高い
■簡単に体温が測れる (バイオサーモ付きのマイクロチップなら、リーダーを使って動物の体温も瞬時に測ることができる)
■皮下に埋め込むものなので、とれることはまずない
■強い耐久性をもち、動物の生涯を通じて使用できる
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(獣医師:日置 恵利子)
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