・・・と、思うのは人もペットも同じです。毎日を健康に暮らすためには、やはり「食事」
が大切です。人もペットも健康な体を作り、維持するためには、日々の食事から
適切な栄養素を摂取しなければなりません。日常必要な栄養素については、
みなさんが最も関心をよせる点です。
重要な栄養素としてよく言われるのが「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」、「ビタ
ミン」、「ミネラル」の五大栄養素です。たんぱく質、脂質、炭水化物は、身体を構成
するための材料やエネルギー源として重要で、この3つをあわせて三大栄養素と
呼びます。そして、残りのビタミン・ミネラルは、前者の三大栄養素が身体の中で
うまく機能するための酵素として欠かせない栄養素です。まずは、この五大栄養素
のそれぞれのお話をします。そして続いて、今回「六大栄養素」と題しました根拠にも
なりました、6番目の栄養素についてお話します。 |
たんぱく質は、アミノ酸が鎖状に連なって結合した物質です。
筋肉や内臓など、各組織を構成する材料になります。また、
生体内の代謝に必要なホルモンや酵素を作る材料にもなります。
体内のたんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で生成
することができない、つまりは食餌中から摂取しなければ
いけないアミノ酸を必須脂肪酸と呼び、イヌで10種類、
ネコで11種類あります。 |
脂質は、身体を動かすエネルギー源として最も
効率よく働きます。また、
必須脂肪酸や 脂溶性ビタミンの供給源として重要です。
食餌の嗜好性を高める要素としても重要な
栄養素です。 |
炭水化物は、糖質ともいい、その中のグルコース
は、脳や筋肉の主要なエネルギー源となります。
糖質には、単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトース)、
二糖類(マルトース、ショ糖、ラクトース)、多糖類
(デンプン、グリコーゲン、セルロース)があり、
単糖類は、そのまま吸収されますが、二糖類と
多糖類(デンプンのみ)は、腸管内で単糖類に消化
されてから吸収されます。 |
ビタミンは、身体に取り入れられ栄養素が、消化・吸収される
ときに起こる反応を助ける補酵素として働きます。
水に溶ける水溶性ビタミン(B、C)と
油に溶ける脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の
2つのグループに分類されています。 |
ミネラルは、体内で起こる各種代謝反応を助ける働きがあります。
ミネラルは、互いに協力し合って働いていますが、そのバランスが
崩れると、欠乏症や過剰症を引き起こし、体にさまざまな
悪影響が出てきます。 |
★ここまでの五大栄養素が、最もポピュラーなものですが、
次にあげる6番目の栄養素がホントは一番大事!!
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